ココニコのキモチ

心(ココロ)+笑顔(ニコニコ)=ココニコ

いろどり工房ココニコ管理人(ボランティア)のキモチブログです。日常生活と本職(教育分野)の気づきのお話をしています。

やる気ボタン

ココニコのホームページ管理人は、勤務先ではファミジィと呼ばれています。決して、爺さんではありませんが、教育企業で早くも30年になりますので、ベテランではあります。

今、東京の狛江という場所に仕事の秘密基地があります。未来の教育を生み出すのが役割です。小学生から高校生までいろいろな生徒がいます。今春は設立1年目で中3生は全員第一志望に合格しました。倍率2倍を超える都立にも合格した生徒もいたので、秘密基地を作って1年目としては立派だと自画自賛しています。
今年は中3生の人数も増え、高3生もいるので、あの手この手でびっくりする結果を出すべく取り組んでいます。

秘密基地では小・中・高校生が対象ですが、30年も仕事をしていると、教育をキーワードにして、いろいろな相談が飛び込んできます。
今週の相談の題材がこれです。

「やる気ボタン」

https://instagram.com/p/1njVzWvmV9/

Instagram

タカラトミーのおもちゃです。
幼児向けです。

例えば、おかたづけ。
何分でおかたづけをするかを設定すると、作戦タイム。
どう片付けるかを親と相談。
次にやる気チャージ。真ん中のボタンを押す度にほめ言葉でやる気チャージ。よしとばかりに、音楽が開始され、おかたづけスタート。
終了して、真ん中のボタンを押すとほめ言葉。
声の収録は渡辺満里奈さん。

おかたづけ以外にも、歯みがき、手洗い、お着替えなどのコースがある。

教育のための道具や方法は使い方次第です。
この「やる気ボタン」も使い方によって雲泥の差がでます。
道具に頼ってはいけません。

一人ひとりに応じた創意工夫が大事なのです。

 

ココニコ・ブログの移転を準備中です

こんにちは、いろどり工房ココニコのホームページ管理人です。いろどり工房ココニコ(http://www.kokoniko.jp)というホームページを運営しています。ブログの仕組みが使いにくいので、ブログだけこちらに移転をする準備をしています。準備が終わり次第、スタートしますので、しばらくお待ち下さい。

 

平塚!

 

土曜日はお休みが取れたので、展示をしている平塚へ行ってきました。

自宅の最寄りの駅からJRをいくつか乗り継いで、最後は東海道線の熱海行きに乗り、平塚駅にたどり着きました。

片道、何と2時間。

ずいぶんと遠くに来たなぁというのが実感。

西口で降り立ち、てくてくと歩いたのですが、完全に道に迷ってしまいました。徒歩3分のはずが、探し当てるまで20分ぐらいかかりました。

これはまずいということで、ホームページにも地図を表示するようにしました。

平塚市民プラザは平塚市観光協会のところにありました。

のどかな雰囲気の街でした。

来て下さっているのは地元の方がほとんどですが、毎日、お散歩がてら寄って下さる方もできたそうです。平塚のイベントコーナーで今日撮影してきた写真を公開しましたので、ご覧下さい。

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さて、最後に予告です。

4月末から今度は小田急百貨店の町田店でのイベントに出ることになっています。埼玉の所沢、神奈川の平塚、次は東京の町田。毎回、街の風景が違うので、応援に行くのも変化があって楽しいものです。

ステキなお買い物

ステキなお買い物

災害時の備蓄品として、これはオススメだよ・・・と某大学で地震学を研究されている先生から教えて頂き、取り寄せたのが、井村屋の「えいようかん」。

あ~、また、変なの買ってきたよ・・・と娘は思ったらしく、哀れむような目でちらっと見ただけでしたが、「これグッドデザイン賞をとってる」とひと言言った途端に、手にとってじっとみてくれました。

娘は美大生なので、グッドデザイン賞というキーワードに反応するのです。

 

さて、この井村屋の「えいようかん」、なかなか優れものです。

名前からもわかるように、甘~い、ようかんです。

 

賞味期限がなんと5年。

パッケージサイズは82mm×37mm×86mmでコンパクトながら、5本入り。

1本でご飯一杯分のカロリー補給が可能。

アレルギー物質はなし。

甘くて、元気がでる。

 

 

そして、さすがと思ったのが、裏面に災害伝言ダイヤルの利用方法が記載されていることです。

 

表面には点字での記載もあります。

 

グッドデザインは使う人のこと、使うシーンをとことん考えて作っているのですね。

 

いい買い物をしました。

ひと箱540円でした!

応援のど飴

 

先日、関西の息子の大学に行ってきた際にこんなものを買ってきました。

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阪神タイガースファンのための「応援のど飴」と「猛虎!!塩飴」です。

袋の裏には、阪神タイガースの歌六甲おろし」の歌詞が印刷されています。

何を隠そう私は阪神タイガースファンです。息子が関西の大学に進むことになった時も阪神球場から歩いて20分ぐらいのところに住むことになった時には自分のことのようにうれしかったものです。

 

さて、ペナントレースがはじまったらこの飴ちゃんをなめながら阪神を応援しようと思っていたのですが、娘にとられてしまいました。

娘は美大の3年生なのですが、月、火と2日間にわたりある大きな勝負に挑んでいます。朝から晩まで心を引き締めて取り組んでいることでしょう。何に挑戦してるのかは、いずれお話できると思いますが、がんばる気持ちがでるかなと思ってちらっとこの飴ちゃんを見せたところ、元気はでるかどうかは別にして、ニコニコしながらカバンにつめていました。

いつもは阪神ファンだという父親を冷ややかな目で見ていたはずなのに、持って行ってしまいました。

まあ、結果を出せばよいので、仕方ありません。

どんな味なのでしょう。

ちょっと残念。。。

関西に行ってきました

息子の大学の関係で2月21日の前後は関西にいました。結構忙しかったのでブログの更新が滞ってしまいました。

息子は医学の勉強をして、まったく知らない世界なので、行くたびに学び多い時間を過ごすことができます。

今回は大学の先生方からお話を伺うこともできたので、かなり刺激的でした。

外科医の先生からはこんなことを教わりました。

日本の医師は26万人。日本人460人に1人。

外科医は1万6000人。日本人7500人に1人。

今は慢性的な外科医が不足ししていて、外科志望の学生も減少しているそうです。これが続いていくと2020年にはがん患者は手術まで6か月も待たないといけない状態になるそうです。

 

外科医に必要なのは、普通の人であること。

そして最も不可欠なのは、折れない心だそうです。

外科は体、技、心。

自分にも、患者さんにも熱い心が大切だと力説されていました。

なかなか勉強になった関西へのお出かけでした。

お祝いと事件発生

今日は、昨日のお話の続きです。

実は、2月15日は我が奥様の誕生日です。

何歳になったのかは非公開です。

 

ということで、プレゼントとケーキを買いに行ってきました。

ある駅ビルの百貨店のケーキ屋さんがたくさん入っているところに行き、おいしそうな丸いケーキを見つけました。ニコニコした若手女子の店員さんが応対してくださいました。

店員さん「バースデーケーキですか?」

私「はい!」

店員さん「人気のケーキで、これで今日は最後です」

私「(ニコッとしながら)ありがとうございます」

店員さん「バースデーのプレートをおつけしますか?」

私「(思わず)はい!」

店員さん「お嬢様のお名前を描きますので、教えてください」

私「(お嬢様?、へっ?)えっと・・・、かずえです」

店員さん「はい、かずえですね」

 

ニコニコした店員さんでしたが、できあがりを見て、ものすごくびっくりしました。何とプレートには「かずえ」の文字だけでした。普通、「かずえちゃん」とか「かずえさん」とかするでしょう。呼び捨てにしないでしょう。と、思いつつも、気づいたらずらっとお客さんがいたのもあり、言っても感覚が通じない雰囲気の店員さんでしたので、そのまま受け取りました。

 

夜、事の顛末を話しました。我が奥様はにこやかに受けとめてくれましたが、娘にはいろいろ言われました。

 

さてさて、最後にケーキの写真を公開します。

ちなみに、味はバツグンでした。

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バレンタインデー

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今日はバレンタインデーです。

ホームページ管理人の戦利品はこんな感じです。

ふむふむ、やっぱり我が奥様が渡してくれたチョコが一番おいしそうにみえます。今日はチョコ、チョコ、チョコの日にします。

 

さてさて、金曜日は「13日の金曜日」でした。何となくドキドキしながら一日が過ぎました。

土曜日は2月14日でバレンタインデー。何となくワクワクしながら一日が過ぎました。

そして日曜日。2月15日は杉山家にとっては大事な日です。

何の日なのかは、明日、ご紹介します。

杉山家の日常の風景 国際救助隊からの指令 その2

さて、前回の続きです。

定型封筒の大きさの代引きの宅急便。

差出人は前回のブログに写真を掲載したように「国際救助隊・本部」。

代引きは1000円。

 

封筒を開けると、国際救助隊の会員証、活動するための様々な掟?が書かれた資料とか各種アイテムが入っていました。

 

我が家のトイレにはなぜかサンダーバードのミニチュアが置いてあります。サンダーバードの本も大事にされていたりするので、サンダーバードに関連したものが届いたと我が家では思われたようですが、サンダーバードとは関係ありません。隊員の一人ひとりがまじめに小さくてもいいので社会貢献活動をしようという目的で作られた団体です。

現在、隊員は4000人から5000人の中間ぐらいでしょうか。

隊員番号が決められていて、互いに隊員番号で呼び合わないといけません。

 

やっかいなのはいろいろな掟があり、例えば写真を見て頂くとわかりますが、人に悟られないように活動しないといけないことです。事細かに決まりがあるのですが、資料を読むと、隊員だということを人に知られてはいけないという注意書きが書かれている大前提の団体です。どこまでが本気なのか、わからないという感じですが、目的はちゃんとしてるので、いたって本人はまじめです。大学生の娘は「国際救助隊・本部」から届いた日はあきれて、変な目でみていましたが・・・。

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入隊?したばかりなので、ルールが自分で理解できたら、別の機会にご紹介します。

 

今日は我が奥様はランタンに飾り付けの絵を描いています。近々、次のイベントをご紹介できると思います。

杉山家の日常の風景 国際救助隊からの指令

先日、家に帰ったら、ものすごく怒られました。

宅急便コレクトで現金とひきかえに受け取るものがあり、20時から21時の時間指定で来るからと、受け取りを我が奥様に頼んでおいたのですが、この件が事件を引き起こしました。

どこから何が届くのかと聞かれたのですが、どういう名前で来るのかはっきりとはしていないと言ってはぐらかしました。

 

そしてその日、到着していたのですが、ものすごく怒られました。

 

どこからでしょうかと宅急便の人にドア越しに聞いたようです。

後でコンコンと叱られた様子から再現するとこんな感じです。

 

宅急便「国際救助隊」

我が奥様「はぁ?」

宅急便「国際救助隊です」

我が奥様「えっ?、もう一度お願いできますか?」

宅急便「国際救助隊・本部です」

我が奥様「はぁ?」

 

何度も聞き返したと怒っていました。

ものすごく恥ずかしかったと言われました。

何度も聞き返したので、宅急便の人も大きな声で話していたので、近所にも聞こえたかもしれないと言って怒られました。

宅急便の人も何度も国際救助隊と大きな声で言わなといけなくて恥ずかしかったに違いないと叱られました。

 

中には定型の封筒が入っていただけです。

小さな代引きの宅急便でした。

 

さてさて、こんなことを書いても理解できないと思いますので、写真でその代引きの宅急便をご覧ください。

確かに送り主の欄を読むと「国際救助隊・本部」からです。

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さて、これが何なのかは、今日は長くなったので、また次回にお話しましょう。

我が街の風景 2

日曜日の夕方、クリーニングを出しに、駅の近くのお店まで歩きました。

途中にあるのが写真にあるたばこ屋さんです。たばこの自動販売機も右手にありますが、対面式のところでたばこを買っている人を休日にはよく見かけます。目の前にはコンビニがあるので、負けずによくがんばっているたばこ屋さんだなと思います。

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自分ではたばこを吸わないのですが、こういう昔ながらのたばこ屋さんが近所にあるというのは何となくほっとします。かつてはたばこの販売はこうした対面販売が多かった時代がありますが、コンビニと自販機によって押されてきているので、今では対面式のたばこ専売店を見ることが減ってきていているので、自宅近くのこのお店にはぜひがんばって欲しいと思います。

我が街の風景

いぶ前回から日にちがたってしまいました。

ブログ執筆者が先週の日曜日も仕事をしていたためなのですが、土曜日に帰宅して明日は久しぶりのお休みだぁと思っていたら、「生徒さんがブログを結構見ているみたいよ」と我が奥様が話してくるではありませんか。

まずい!、これはそろそろ書かないといけない!と思い、さて何を書くか迷ったのですが、日曜日のお昼は我が奥様と連れだって近くのレストランに食事に行った帰りに街の風景を撮影してきたので、これをご紹介します。

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我が家は2年ちょっと前に東京の外れに引っ越してきたのですが、利用する私鉄が実は単線なのです。引っ越しを決める時も、実を言うと単線!というのが私の好みに合致したのです。

単線とは写真を見て頂ければ一目瞭然ですが、線路が列車ひとつ分しかないのです。のどかなローカル線の雰囲気が漂っていて、この空気感がとてもいいなと思ったのです。

 

単線ということはひたすら往復するだけで、不便なのではと思われるかもしれませんが、我が街の私鉄は単線ながらほぼ10分間隔で運行しています。不便さはありません。単線でもがんばっている単線なのです。

 

周辺も単線が似合うのどかな雰囲気の街です。家族はどう思っているかわかりませんが、私はとっても気に入っています。

武蔵美の卒業制作展3 「キモチ」と「まったり」と「ふむふむ」

3日目に突入しますが、自分の備忘録も兼ねて、日曜日に我が奥様と行ってきた武蔵野美術大学の卒業・修了制作展について語ります。

 

何号館だったか忘れましたが、武蔵美の一番奥のほうにある建物の一階で遭遇したのが、これです。

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カリカチュアです。

カリカチュアとは、人物の性格や特徴を際立たせるために誇張した表現をした人物画です。

 

作者の女子は、目の前にいる人を直接的に幸せにできるデザインを目指したそうです。その答えがカリカチュア。コンプレックスがチャームポイントになる最高の笑顔を表現したそうです。登場人物は同じ視覚伝達デザイン科の全員。このキモチがいいなぁと思いました。

 

この建物の地下には広大なスペースの展示場があり、そこをのぞいてから、同じく地下にある学食でしばし珈琲を飲みながらまったりとした時間を過ごしました。カリカチュアの作品を見てから何となくふむふむという気分になり、ステキな時間になりました。

大学の学食という場でゆったりした時間を過ごしたのは何十年ぶりでしょうか。美大って、本当に開かれた大学というイメージにあふれています。

もう一度、きちんと勉強してみたいという気にもなりました。

武蔵美の卒業制作展2 おそるべし原研哉先生のゼミの部屋

昨日に続いて、自分の備忘録も兼ねて、日曜日に我が奥様と行ってきた武蔵野美術大学の卒業・修了制作展について語ります。

 

到着してすぐに一番手前の建物の最上階に行きました。

いきなり原研哉先生のゼミの方々の展示に遭遇しました。

ふむふむ、これも何かの縁を感じるなぁと思いながら入ろうとして、心意気が伝わってくる入口正面に掲げられたメッセージ。

言葉が生きていました。

紹介するのは著作権上よろしくないので、できないのですが、原先生の問いかけがぐさっとささってきた気持ちでした。

 

展示会場に入り、原研哉ゼミの学生さんの作品に見入りました。

すると、ハガキ大の大きさに書かれた学生一人ひとりのメッセージがまたすばらしいのです。デザインというものは、論理力が必要だと私は思っているのですが、この考えが正しいことを実感させてくれました。

作品というのはこれはどうだ!と示すものでも、これをわからないなんておかしいと主張するものでもないと思います。

作品を通じて、見る人それぞれに感じさせ、考えさせるものが本物だと思います。

正直、はがき大の白い紙に書かれた言葉、メッセージを形にしたらこれでいいのかという気持ちになるものも多数ありました。

でも、デザインを仕事にする者にとって一番大事な魂を一人ひとりが教え込まれているというのは伝わってきました。基礎基本を徹底し、大切な本当の教養、感性を原先生は伝える仕事を美大という場でされているのだなというのが実感でした。

 

いい美大だなと思いました。

いい美大、いい大学になるためには、人が大事なのだとあらためて思いました。

武蔵美の卒業制作展

日曜日に我が奥様と一緒に武蔵野美術大学の卒業・修了制作展に行ってきました。

子育てをしながら2度目の大学生を我が奥様がしていた時の大学です。

今は娘が通っています。

 

卒業制作というのは、美大生にとっては自分の制作魂を込めた勝負なのだと実感しました。

最終日で到着したのが1時半だったので、大急ぎでまわったのですが、作品から本気度が伝わってくるものとそうでないものの落差に結構びっくりしました。

この本気度は、本気であればあるほど、きっとこの後の成長が大きく変わってくるだろうなとひしひしと伝わってきました。出来映えというよりも、心意気の本気度です。こんなにひとつのことにとことん向き合えるのは学生時代だけです。

ある意味、長い人生の中では一番ゆったりした時間が流れている学生時代にとことん自分と勝負できるのは幸せです。必死にがんばった美大生はこのことには気づいてないかもしれません。大変さのほうが強いかもしれません。

でも社会に出て行った時、時間の流れはまったく別物になります。

自分の気持ちを殺さねばならない時もあります。

 

あきらかに中途半端に取り組んでいた作品もいっぱいありました。

だから心意気が伝わってくるものには感銘を受けました。

本気で寝る間をおしんで取り組んだ美大生はきっと5年後、10年後、輝いていると思います。

 

ん、、、教育を仕事にしているためか、少し堅苦しいお話になってしまいました。では、今日はこのくらいで。