毎日、西武線で国分寺駅まで出て、そこから中央線を利用しています。
この国分寺駅に隣接して建設されていたふたつの高層マンションが立ち並ぶ、ツインタワーが完成しました。国分寺駅の改札を出てすぐ左手にツインタワーのひとつがそびえ立っています。
線路沿いに道路をひとつだけ間にはさんでもうひとつの高層ビルが並んでいます。
駅と一体化しているかのように立つタワーの1階から4階までにミーツ国分寺という名前のショッピングセンターができました。国分寺駅直結で、食品や衣料、雑貨などの専門店49店が入っています。
さっそく開店初日の土曜日に見に行ってきました。
国分寺には元々、国分寺マルイとセレオ国分寺が駅ビルの地下から8階にはいる形で存在していて、ちょっとした買い物にはまったく困らなかったので、ミーツ国分寺ができると画期的に便利になるに違いないということでワクワクしたキモチで向かいました。
まず、最上階の5階へ。ここはミーツ国分寺ではなく、国分寺市の運営するフロアです。
最大260席のホール、行政サービスコーナーがある市の施設cocobunjiプラザ、屋上庭園があります。
実は一週間前にもここに来ています。
4月1日の日曜日にマルイ・セレオチームのほうにある紀伊國屋書店に寄った帰りに駅の反対側もぶらぶらしていたら、とんでもないイベントをしているのに気づきました。
チラシを何気なくもらって、何気なく見ました。
これです。
左のところの小さな部分を拡大してみます。
なぜ1日だけしかしないのかわからなかったのですが、1日だけ月の石が展示されていました。びっくりです。
日本の宇宙開発は昭和30年4月12日に東大の糸川英夫教授らが実施したペンシルロケットの発射実験が国分寺市で行われたのが始まりだそうです。
ロケットの大きさはわずか23センチ。
今日は月の石はありませんが、ペンシルロケットの模型や最近のロケットの模型などが展示してあります。
こんなティッシュも頂きました。
同じ階にあるリオンホールもちょっとのぞいてみました。
最大で260席なので、市民のための小さなスペースですね。
屋上庭園はこんな感じで今は空間があるだけです。
4階に降ります。
東急ハンズがあるフロアです。
マルイ・セレオチームのほうにあるロフトよりは広いですが、やっぱり普通の東急ハンズに比べると小さいです。元々国分寺のロフトも小さいので、ロフトと東急ハンズを足すと、必要なものに近いものはどちらかで手に入る・・・という感じでしょうか。品揃えは違っていたので、お互いに補完し合っていて、利用者からするとよいかと思います。本当はどちらでもよいので、ド〜ンと広〜いスペースで出店してくれると便利なのになぁと思います。
東急ハンズの隣にKEYUCAがあったのには、え~と思いました。
実は、マルイ・セレオチームのほうの紀伊國屋書店の隣に3月末まで店舗がありました。マルイ・セレオチームのほうの閉店の後には、こんな張り紙が今も貼ってあります。
移転とは書いていないのは、ちょっとなんだなぁと思いますが、大人の論理では仕方のないことなのでしょう。
同じ、4階にはメガネのパリミキがありました。マルイ・セレオチームにはJINSがありますので、みごとに競合ですね。品揃えや価格帯、客層はまるで違うので、よいのかもしれません。
3階に降ります。
Hmv BOOK storeというHMVとしては初となる小型書店がありました。
確かに小さい本屋さんです。
ちょうど必要だった本があったので、購入しましたが、品揃えに大きな特徴が感じられなかったので、もっとクセのある本の選び方をすればいいのになぁと思いました。
購入したら、こんなトートバックをお土産に頂きました。
トートバッグだけで、自分にはHmv BOOK storeが突如イメージアップ。
HMVは何をしたいのか、よくわかりませんでしたが、マルイ・セレオチームには十分な広さの新星堂があるので、CDやプルーレイのお店にしなかったのは正解かもしれません。でもマルイ・セレオチームにはかなり広い紀伊國屋書店があるので、小さな書店にするなら、やはりとんがった品揃えが必要かなと思います。
2階は自分の趣味にはあわず。
女性向けのお店が多いフロアです。
1階には薬屋さんとクイーンズ伊勢丹。
マルイ・セレオチームにはマツモトキヨシがあるし、成城石井・マルイ食遊館があるし・・・。クイーンズ伊勢丹は高級スーパーと聞いていましたが、おじさんにはちょっと難しい品揃えでした。ここでこれを買ってきてと言われても、買えないだろうなと思いました。
ふむふむ。
新しいミーツ国分寺というものができて便利さが増すのだろうぐらいにしか思っていませんでしたが、行ってみて、見終わってから、ものすごくびっくりしました。
ミーツ国分寺と国分寺マルイ&セレオ国分寺でお店の分野がかなりかぶっていたのです。
「ミーツ VS マルイ・セレオチーム」という図式で書き出してみます。
以下、左にミーツ、真ん中にVSの文字、右にマルイ・セレオチームの順です。
Hmv BOOK store VS 紀伊國屋書店
東急ハンズ VS ロフト
スターバックス VS タリーズ
コクミンドラッグ VS マツモトキヨシ
クイーンズ伊勢丹 VS 成城石井・マルイ食遊館
神戸屋、箱根ベーカリー VS アンデルセン、ポンパドウル
レ ミルフォイユ ドゥ リベルチ VS 青山フラワーマーケット
パリミキ VS JINS
まだまだいろいろありますが、これぐらいで。
ふむふむ。同じような分野が両方にあると、両方見に行かないといけない。時間がもったいない。
ミーツのほうはチラシとかを読むと、どうも女性を意識して、ちょっと高級感のある店舗作りをしている様子なのですが、実際に見てみると、おじさんにはよくわかりませんでした。
女性から見ると違って見えるのでしょうか。
できる前までは、大型商業施設とうわさでは聞いていたのですが、マルイ・セレオチームに入っている店と似たような小規模店舗がポンポン並んでいる感じでした。
商圏の競合店舗に何があるのかをよく調べずに出店するお店を決めて行ったのかしらと思ってしまいました。
これから競争して、本当に国分寺に両方あってよかったとなるようにして欲しいなと思います。
よかったのは、喫茶店や飲食店は増えたことでしょうか。
混雑度が分散するのは大歓迎。
再開発前にほぼ同じ場所にあったマクドナルドも出店。
花火寿司なるお店ができたのもうれしい。今日は半額でものすごい行列でした。
西友国分寺店のスターバックスコーヒーはつぶれたのかと思っていたら、ミーツに来ていました。
東急ハンズが一番広かったお店でしたが、でも普通の東急ハンズのイメージからすると小さすぎるのが残念。厳選された品揃えにはなっていたけれど、ちっとさびしい。
それにしてもミーツ国分寺ってどういう意味なのだろう。
三越伊勢丹ホールディングスが全体を運営しているそうですが、国分寺の新しい雰囲気や空気作りを頑張って欲しいと思います。国分寺の駅前の再開発を工事の最初から眺めていた自分としては、もっとやれることはあるのにと思いました。
帰りに寄ってみましたが、特に混雑度に変化はないようでした。
ミーツの上は高層マンションです。
マンションシティタワー国分寺ザ・ツイン。
全583戸。
西街区が地上36階、地下3階、東街区が、地上35階、地下2階。
見上げていたら、ものすごく心配になってきたことがあります。
中央線のラッシュです。
大丈夫でしょうか。
都市開発はインフラも考えてやってほしいものですね。
大丈夫でしょうか。やっぱり心配になってきました。
電車が混みすぎることのないように祈るばかりです。