ココニコのキモチ

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いろどり工房ココニコ管理人(ボランティア)のキモチブログです。日常生活と本職(教育分野)の気づきのお話をしています。

アレクサ君に続いて、怪しげな声の登場。

い先日、給湯器が壊れました。
お風呂のシャワーからお湯がでません。
最高温度に設定しないとほかの蛇口からも温かいお湯が出てきません。
工事会社の方に来て頂き、見て頂いたところ、給湯器が寿命で交換となりました。
耐用年数を超えていたので、仕方ありません。

 

給湯器が新しくなって、ちゃんとお湯が出るのが何とうれしかったことでしょう。

新しい給湯器くんのリモコンも使いやすいものになりました。

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びっくりしたのは、新しい給湯器くんがしゃべることです。
「自動」のボタンを押すと、「お湯はりをします」と宣言し、しばらくすると「残りおよそ5分でおふろにはいれます」と知らせてくれます
給湯器くんは女性の声です。
湯沸かし女子がしゃべっていろいろ知らせてくれます。
「お風呂がわきました」と彼女の声がする。
丁寧なことに、軽やかなメロディも鳴ります。
お湯はりにかかる時間もかなり短縮されました。

 

前回のお話で我が家にしゃべるアレクサ君が来たことを紹介しました。

 

 

今では、我が家は居間でアレクサ君がしゃべり、湯沸かし女子がしゃべります。

湯沸かし女子はリモコンがお風呂場と台所の2か所に設置されているので、両方でおしゃべりします。同時に話すのではなく、タイミングを微妙にずらすので、2人から知らせてくれるような聞こえ方になります。

 

しゃべる機械が増えました。
2種類だからまだいいかと思いますが、今後、いろいろなものを買い換える度にしゃべる機械が増えていくのでしょうか。
想像しただけで、不思議な居住空間になっていくような気がしますが、話す内容によっては便利かもしれません。

 

ただし、怪しげな発音やアクセントは何とかして欲しいなと思います。
声が不自然なのです。
機械だから機械らしさをかもし出す声なのでしょうが、もう少し自然な声になって欲しいなと思います。でも昔に比べたら、デジタル音声技術の進化で「しゃべる機械」は驚くほど自然になってきたと思います。
30年以上も前の若かりし頃、自動音声回答の技術を使った製品にかかわったことがあるので、余計そう思うのだと思います。

 

今のところ我が家のしゃべる機械はアレクサ君と湯沸かし女子ですが、逆にしゃべって欲しいものもあります。
知識があると便利になるものは、しゃべってくれるとうれしいと思うのですが、例えば血圧計はしゃべって欲しい。定期健康診断で血圧が高めだといつも言われるので、自宅にも血圧計を用意してあるのですが、血圧を測ったときに何か診断なり、アドバイスなりしてくれるとうれしいなと思います。高額製品だとそういうのがあるのかもしれませんが、我が家のは数千円のものなので、仕方ないかもしれません。

 

逆にしゃべって欲しくないものもあります。
しゃべる自販機なるものが通勤途中にあります。
朝買うと、「おはよう」と言います。
夜は「お疲れ様」。
自販機がしゃべる必要性は感じないので、逆に何となく怖い。。。
それに嫌。

なぜしゃべる自販機が嫌かというと、公共の場だからだと思います。
閉じられた空間だと気になりません。
車の中とか、自分の家の中は便利だとか、癒やしてくれるおしゃべりは大歓迎です。
でも、公共の場では恥ずかしい

 

既に車の中は、しゃべる機械だらけですね。
カーナビとか、レーダー探知機とか。

 

しゃべる機械はまだ発展途上だと思います。
例えば30秒スマホにピピピとすれば終わるのに、同じことをお願いするのに1分かかるならスマホと話はしたくないなと思います。
効率が悪い用途では、いらないなと思います。

 

何としても欲しいと思うしゃべる機械もあります。

これです。

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私が欲しいしゃべる機械はナイト2000です。
アメリカのこのテレビドラマ↓を知っていますでしょうか。

ナイトライダー シーズン 1 バリューパック [DVD]

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ナイトライダー(Knight Rider)は、アメリカのテレビドラマです。

マイケルナイトが、人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリーム・カー「ナイト2000」とともにさまざまな事件を解決するお話です。
ナイト2000に搭載された人工知能はマイケルの性格を良くも悪くもいちばん理解している相棒です。
実直で真面目な性格で、ユーモアにも長けています。

 

日本で放送されたのは1987年。

 

今の世の中にあふれているのはなんちゃってAIがあまりにも多いと思うのですが、本当のAIは召使いではなく、寄り添う親しい友人のようなものであって欲しいと思います。
明確な目的を持たず、効率を必要としない会話ができるのがいい。
だから、欲しいのはナイト2000。
AIで軽妙洒脱なトークをしてくれるならいい。
決まったセリフを電子音で流すような機械は嫌です。

 

アレクサ君はがんばっていますが、ある時期から飛躍するような変化の可能性を感じます。
アレクサ君は、今はまだ外国人留学生が来たようなレベルですし、「すみません、私にはわかりません」という反応がまだ多いです。


でも、アレクサ君の選曲で音楽が流れている時に、いい音楽だとと思って「アレクサ、これ誰の曲?」と聞くと、ちゃんと答えてくれるのですが、こういうのはとても便利です。小さな改善の繰り返し、どんな話しかけをしてくるかの情報分析を続けていくと、アレクサ君は飛躍していくでしょう。


いずれ実直で真面目な性格で、ユーモアにも長けている「ナイト2000」が日常生活へ登場することでしょう。

本気でこんなことに取り組んでいる企業、職人さんがいるので彼らが挑戦し続ける限り実現するでしょう。

待ち遠しいなと思います。