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いろどり工房ココニコ管理人(ボランティア)のキモチブログです。日常生活と本職(教育分野)の気づきのお話をしています。

2020年度大学入試改革はチャンス到来?

の中3生の保護者と話をする機会があって、時間が予定よりもあまると2020年度の大学入試改革の話題になることが多くなっています。
こういう時に必ず伝えているのは、大学入試改革を事実として受け入れ、決して不運だと思ってはいけないということ。
でも、今の中3生は高校入試を終え、その後の3年間で、だんだんと不安が増していくでしょう。キモチの持ち方で3年後が激変します。

いったい、2020年度の新しい大学入試はどうなるのでしょう。
実は、ポイントは2019年度の大学受験生、現在の高1生の動きです。
元々浪人生が半数いて、何年かかろうが挑戦し続ける医学部はまったく関係ないと予想できますが、それ以外では浪人生が激減します。
ここがポイントです。
間違いなく、今の高1生は浪人になることを避ける傾向が高まります。
翌年の新入試は不安。今の高1生にはこういうキモチが増殖していきます。
だから滑りどめでも妥協する高校生が例年になく増加する。
びっくりするような動きが出るはずです。
特に、首都圏では国公立と難関私立大学の受験生の動きに要注意。
大学で言うとGMARCH以上はデータ分析次第で勝利が確実に変わります
この情報戦に正しい判断ができた高校生は思ってもいなかった有名大学に入ることも可能となります。もちろん、本人の学びの努力と強い意志は必要ですが、前年までの作法や自己流で受験大学を決めると逆に危険が大きい年になります。
一番やっかいなのは、実は大学入試が変わる年ではなく、その翌年です。

今の中3生は大学入試が新制度に変わるので、はずれくじに当たったような意識のご家庭が多いのですが、実は準備と志によっては普通の年だったら合格できない大学に合格できるチャンスが広がっているのです。
ピンチはチャンスになるのです。

どんなピンチであろうとも、チャンスにすることが可能なのが人生の面白いところです。

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そして、高校受験でどの高校に進学するかも、チャンスをたぐり寄せることができるかの大きな分岐点です。

新しい形の塾の研究施設に在席していたご家庭から、約10ヶ月ぶりに相談を受けるケースが増えていますが、一貫して大学入試を考えた上でのアドバイスをしています。びっくりするぐらい難関大学への合格実績が変わる高校が出現すると予測が立つからです。前年の2019年度から大学合格実績に変化が現れるとみています。

いいのか、悪いのかわかりませんが、高校の格差が首都圏では広がります。

高校に合格した時からが勝利へのカウントダウンがはじまっています。
激変する時にこそ、プロの活躍の場があるのですが、2020年、その頃、自分は何をしているだろうと思う今日この頃なのです。