ゴールデンウィークの初日、4月29日の土曜日に東京ドームへ行ってきました。
ポールマッカートニーのライブです。
今回は私と娘と私の妹の三人組です。
我が奥様は仕事で参加できずということで、急遽、妹を呼びました。
テレビ業界の仕事をしている妹は27日の東京ドームも行ってきたと言っていたので、何と2回目。とてもうれしそうでしたが、担当している番組のホームページを見たら、つい最近ビートルズをテーマにして放送している日がありましたので、どうもお仕事つながりで27日は行ってきたようです。
ずるい。
娘と妹と水道橋駅で合流したら、すでにポールマッカートニーのTシャツを着て登場。
さすがです。
私もグッズを購入。
準備万端。
・・・
拍手喝采の中、ポールマッカートニー登場です。
1曲目。
A Hard Day’s Night
この曲は、映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」のテーマ曲です。
映画の原題は「A Hard Day's Night」でしたので、曲名も映画発表当時から「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」でしたが、10年ぐらい前から曲の名前が原題と同じ「A Hard Day's Night」として日本でも親しまれています。
歌詞を少しだけ紹介しましょう。
It's been a hard day's night
大変だった日の夜だ
キモチとしては、
今日はしんどかったなぁと思う夜
というニュアンスがあると思います。
And I've been working like a dog
まるで犬のように働いた
大変な1日だったんですね。
犬のように働きっぱなしだったんですね。
It's been a hard day's night
大変だった日の夜だ
もう一度同じフレーズを繰り返してキモチを強調しています。
I should be sleeping like a log
まるで丸太みたいに眠るんだろうな
ものすごくキモチがわかります。
丸太みたいにぐっすりと眠りたいのですね。
私にもそんな日がいっぱいありました。
などという想いでいっぱいになってしまいました。
But when I get home to you
でも、キミが待っている家に戻ったら
ますますものすごくキモチがわかります。
2月まで実施していた秘密基地でも保護者の方には、子供が帰りたくなる家にすることが大事な役割ということを何度も繰り返し伝えてきたつもりですが、家というのは苦しいときこそ帰りたくなる場所であることが何よりも大切です。
I find the things that you do
僕はあなたがすることを見つける
Will make me feel all right
僕を元気にしてくれるんだろう
僕とあなたの間の強い信頼感が感じられます。
いい関係なんですね。
いい歌詞です。
いい曲です。
A Hard Day’s Night
訳すと「疲れた日の夜」です。
この後もすばらしい歌詞と曲が続くのですが、著作権上、問題があるので、引用はこれくらいで終わりにします。
It's been a hard day's night
And I've been working like a dog
It's been a hard day's night
I should be sleeping like a log
But when I get home to you
I find the things that you do
Will make me feel all right
いい曲です。
ぜひ本物の曲を聴き、歌詞を味わって欲しいと思います。
英語力は今までの文法力や英単語力、読む力を重視した受験英語から4技能(聞く、話す、読む、書く)の時代に変わろうとしていて、大学入試でもGTEC CBT、TOEICなどの4技能を測定する資格・検定試験の結果を合否に採用する動きに急激に変わろうとしています。
A Hard Day’s Night
の歌詞をちょっとだけ紹介したのは、4技能ではなく、第5の力「感じる」も大切にして欲しいというのもあったからです。「感じる」の先には「想像する」があります。相手の事を想って行動することにつながって欲しいと切に思います。
さて、今回のライブでは、ビートルズのデビュー曲「Love Me Do」、レノン&マッカートニーがローリング・ストーンズに提供した「I Wanna Be Your Man」、ビートルズの初レコーディング曲「In Spite Of All The Danger」なども聴くことができ、満足、満足でした。
Let It Be
Hey Jude
等々、ビートルズの曲の数々はやっぱりいいです。
3時間近くのライブでしたが、いつも水分補給を一切しないのはすごいと思います。
水を飲むと声の調子が変わるというのが理由だったかと思いますが、プロです。
「マタアイマショウ!」の言葉を残して去っていきましたが、毎回、これが最後かもと思いながら日本に来てくれるので、次回を楽しみに待ちたいと思います。