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ムサビの卒展で会話の花畑

土曜日、娘の通う武蔵美の卒展に我が奥様と行ってきました。
あっと言う間の4年間で我が娘もあと数ヶ月で卒業です。

到着したのは10時半。
入口はこんな感じです。

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卒展=卒業制作展とは、4年生の学生生活最後の作品を飾る展示です。
普通の大学でいうと卒論ですね。
娘の作品の場所に行ってみると、おやおや建造物ではないですか。

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視覚伝達デザイン学科所属なのですが、建築学科の作品のような外見です。

作品のタイトルが、「会話の花畑」。
作品を鑑賞する人が発する声を活用して、作品の彩りが変わっていくのですが、ふむふむ、がんばったではないかと率直に感心、感心。
作品を作ることが目標ではなく、作品は手段であり、作品を通じて何をするかという視点があったので、我が娘ながらがんばったと思いました。
しばし娘の作品のあった部屋の他の作品も鑑賞してから、次の場所へ。


次に向かったのは、学食。
お腹がすいたのです。
私が選んだのはMAUランチ。410円

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MAUはMusashino Art Universityの略。
結構ボリュームがあって、おいしいです。

 

学食の前にある大きな空間があるのですが、こんな感じです。

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大学のキャンパス全体が展示スペースという感じです。
広ーい武蔵野美術大学のキャンパス全体が展示ルームになっているので、とてもじゃないですけど1日じゃ回りきれません。

 

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f:id:kokoniko:20160117003456j:plain卒展の直前に教授から講評を受け、そのまま一気に卒展に突入するそうなのですが、教授から却下されると卒展会場から作品の撤去を指示されてしまうそうです。美大は結構厳しい世界です。


厳しい師弟制度のような雰囲気も感じられる世界だなぁと思います。


とことこ歩いていたら、学内で工事をしている場所があり、その前を通りかかった時の景色がこれです。

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大きな木が横たわっていました。こんな光景は滅多に見られないと思ったので、パシャパシャ写真に撮ってきました。

山のような数、何百もある作品を眺めてきましたが、作品を作ると同時に空間をどう作り、演出するかということに目が向いていると違っているなあと感じました。
夕方までかかって鑑賞してきましたが、とても有意義な1日でした。

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 では、また次回。

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