ココニコのキモチ

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いろどり工房ココニコ管理人(ボランティア)のキモチブログです。日常生活と本職(教育分野)の気づきのお話をしています。

吉祥寺でちょっと寄り道

は初台に仕事場がある。
初台は新宿駅から京王新線でひとつ目だが、なぜか地名は渋谷区だ。
自宅は小平にあるので、初台から自宅に向かう時、普通は中央線で新宿から一気に国分寺まで行き、小平方面の西武に乗るものらしいが、私は初台→笹塚→明大前→吉祥寺→国分寺のルートでたどり着く。これには大きな理由があるのだが、どうして?と言われることがあるので、一応、電車賃がこのほうが安いからともっともらしい理由を言うのだが、このルートが私の将来の仕事に大きなメリットをもたらすので選択している。

 

そんな途中駅の吉祥寺で我が奥様が期間限定の展示をはじめた。
ちょっと寄り道をしてから、昨日、寄ってきた。
午後8時ちょっと前。
丸井吉祥寺の5階にその場所はあった。
これがその場所のタイトルというかイベントの名称のポスターだ。

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遊木アートとクラフト作家展
我が奥様は「クラフト作家」の方を担当するのだが、11月6日(火)までの期間のみで、7日からは別の方のクラフト作品になるので、このブログをお読みの方で吉祥寺へ行かれる方はぜひ11月6日(火)までの期間に行っていただきたい。

 

さて、到着すると、不思議な雰囲気のおじさまときちんとした雰囲気のおじさまがいた。きちんとした雰囲気の方は吉祥寺丸井の営業の部長さんとのことで、挨拶をさせて頂いたが、やっぱり第一印象と仕事上の役割が一致していた。

 

不思議な雰囲気のおじさまは、立ち居振る舞いは全く違うが自分と同じ空気感を感じたので、キモチが伝染し合って、仕事に支障が出ると感じ、本能で避けようとしたのだが、この方が今回の展示のもうひとつのほうの「遊木アート」の作家の方だと判明した。ものすごく大雑把で自由をいい意味で追究している方だと感じたので、またもや本能がじゃまをしようとしたが、すぐに我が奥様にその後の時間帯のこの場の運営を任せて帰られた。

 

ココロの底からほっとした。
別にその方を悪く言っているわけではないので、この点は誤解しないでいただきたい。いい人である。八代繁広さんという。
人には目標があり、それに向かって進んでいると思うのだが、その目標に向かう時にココロを乱す波動を受けそうな人だったというだけで、私のその後の時間に影響すると感じただけだ。いい影響なのかがわからなかったので、その方を観察しようとしたら、帰られたということだ。

 

まず、「遊木アート」というのがよくない。「遊」という字だ。仕事上、ちょっとシリアスで一直線な空気が必要だったので、よくない字が目に入った途端に、その方の空気も「遊」だったのだ。家に帰ってから、真一文字の空気の中で仕事をする必要があったので、うわぁ~と思ったのだ。残念ながら、この日は取りかかる前にバタッとなり、そのままおやすみなさいとなった。

 

さてさて、その方が帰られてから、その作品を見てみると、おやおや。
木への愛、ココロがあるではないか。
遊木アートと銘打っているが、使っているのは流木だった。

 

作品の材料は元々は流木だが、それを時間をかけて作られた作品には微妙で考え抜かれたバランスと愛の空気がある。ちょっと写真でご紹介しよう。

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伊豆に住んでいると我が奥様から教えられた。
不謹慎だが、伊豆と聞いた瞬間に、なぜかバナナワニ園の光景が頭に浮かんだ。

 

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時々、自分の世界に入っていると言われることがあちこちであるのだが、伊豆に住んでいると聞かされた時に私の頭の中にはバナナワニ園があった。
我が子供たちが幼いころ、連れて行ったのがバナナワニ園だ。
伊豆と言う言葉からバナナワニ園が私の脳内に広がっていたなどというのは、誰にも想像がつかないに違いない。


一見、むすっとした変なおじさんに見られているはずだが、時々、私の頭の中をのぞかれたら、恐らく驚愕の目で見られるに違いない。

大きな口をあけて、喉の奥まで見せてくれているワニ、ワニ、ワニの姿が遊木アートだという作品を見ながら、頭の中で繰り広げられていたのだ。妙な組み合わせの図が実は、仕事のヒントになっているので、これはこれで健全ではある。

 

伊豆。
海岸に行くと流木が流れ着いているのに出くわすことがある。
流木を見ながら、きっとできあがりの作品の姿をこねくりまわしながら、作られているのであろう。
自然を材料にするというのは、すばらしいことだ。

 

終了の8時半前に通りがかった幼児が作品の椅子のひとつに腰掛けて、ものすごくニンマリとしていたが、この子のこのキモチはかけがえのないものだ。この子がこの時の感じるキモチをできるだけ、年を重ねても持っていてほしいと思う。子供には本能で価値のココロがわかるものだ。時間を重ねるにつれて大人になり、ココロが変化する。
素直なココロの部分をいつまでも持ち続けて欲しいものだ。

 

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最後に我が奥様に怒られそうなので、奥様の作品も紹介しておしまいにします。
11月6日(火)までが我が奥様の展示の期間です。

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追記(2018年11月16日)

吉祥寺丸井の展示は無事に終了しました。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。