仕事で紙の国語辞典を使う機会がかなりあります。
使っていた紙の国語辞典がボロボロになってきたので新しいのを買おうかなと思っていたら、タイミングよくすばらしい国語辞典が発売されたので、手配しました。
これです!
これがウワサの「三省堂国語辞典・第七版・阪神タイガース仕様」です。
ケースをはじめとして、全てが阪神タイガースであふれています。
トラ愛に満ちている一品です。
ケースには阪神タイガースの大きなロゴマーク。
縦じまのデザイン。
中のビニールの表紙もチームカラーの黄色でした。
帯の裏側には阪神タイガースの歌「六甲おろし」の歌詞が掲載されています。
表紙をめくると阪神甲子園球場の写真。
三省堂国語辞典の第七版は2013年の12月の発行でかなりこなれてきている時期なので、発売開始当初によくある誤植や間違いも解消されているだろうという安心感もあります。
さらに、今回は用語の使用例として載っている例文の中に3か所だけのようですが、阪神タイガースにまつわるものが載っていますので、実用と遊び心が詰まった一品なのです。
国語辞典は勉強のためだけに使うものではありませんが、何事も楽しさがあると結果が異なります。
用例は阪神一色にするとさすがに国語辞典として不思議な雰囲気になるので、そこは良心が働いたようです。ごく限られたところだけにトラ風味がほどこされていました。
国語辞典として普通に使用できるので大満足です。
三省堂国語辞典は新語を積極的に取り入れているので有名なのですが、最近よく見かける「裁量労働」という言葉もちゃんと掲載されていました。
ちなみに、私は裁量労働を10年以上前からず~と続けています。「裁量労働」は悪者のようにみている人もいるようですが、悪い裁量労働、変な裁量労働もあれば、心地よい緊張感のある裁量労働もあるように思います。どんなルールも使い方次第ではないかと思いますが、悪用されることが多いようです。
紙の国語辞典は持ち運びが不便ですが、手を動かしてめくることには様々なメリットもあります。これは実感できない限りはわからないかもしれません。
言葉をネットで調べることも日常化していますが、アナログとデジタルを使い分け、相乗効果をだすのが大切だと思います。
目的や用途に応じて変えることが大切で、遊びココロももっと大事だと思います。
遊びココロと言っても、例えば子どもは大人度合いによっては注意が必要だと思います。
伸び伸びさせようとすると好きなほうへいく。
楽しくさせようとすると楽なほうにいく。
絶えずあたたかな引き締めが必要なのが今のニッポンの子どもたちだなと思います。
もちろん、そんな心配無用の子どもたちもいますので、冷静に一人ひとり、別々だという大前提で決めないといけません。
スマホで言葉を調べる、知らないことを調べるのはよいことですが、見ているとそれをきっかけにして長時間、楽しいことに逃避してしまうということはよくあることです。
スマホは子どももあたり前がどんどん進行していっていますが、使い方や作法を間違えると堕落する道具になったり、逆に賢くする道具にもなります。
何事も使い方次第ですね。