ココニコのキモチ

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いろどり工房ココニコ管理人(ボランティア)のキモチブログです。日常生活と本職(教育分野)の気づきのお話をしています。

明日から医師国家試験。そして、都立高校の倍率、神奈川の動き

日、あさって、
2月10日(土)、2月11日(日)は医師国家試験の日です。
昨年は我が息子が受験していたので、落ち着かない日々でした。
同時に仕事で担当していた高校受験生を連続3日の私立高校受験に送り出していたので、緊張感が半端ない状況でした。

 

昨年までは3日間だった医師国家試験が今年から2日間に変更になりました。
難易度は3日が2日になっても変わっていません。
臨床問題重視の傾向が強まっているはずなので、むしろかなり大変になっているかもしれません。
医学部の6年生には悔いの無い戦いをして欲しいと思います。

いよいよお医者さんへの第一歩です。

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息子が医学の道に進んだためなのか、自然と医学にまつわる情報が寄ってきます。


今日、教えて頂いたのが、
あさっての日曜日の夜11時からの情熱大陸という番組で、
「ER救命医 今 明秀」
というのをするということ。

日本で最大規模の救急専門外来を立ち上げた名物院長に密着したそうです。
見ると元気がでるそうです。

 

医学部の学生、医学部志望の高校生などは見て刺激を受けるのもよいと思います。
励みにもなると思います。

 

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日本最大規模のER(救急専門外来)を立ち上げた名物院長に密着。
空から!陸から!医療過疎地で展開されている「サンダーバード作戦」とは?
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紹介文の中にあるサンダーバード作戦」というキーワードもいいですね。わくわくします。
興味のある方は、ぜひご覧下さい。

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そう言えば、つい先日、都立高校の応募倍率が発表されました。
来週、志望校を出し直すことができるので、若干変動は最終的に出るとは思いますが、仕事柄、無意識に倍率を分析していました。

 

気づいたことのひとつが都立戸山高校の男子
昨年は2.0倍でしたが、今回は2.5倍。
あがるだろうとは思っていましたが、これには理由があります。
「医学部進学プログラム」を開始したからです。
単に医学部進学に力を入れているわけではなく、実際に医学部の合格者が増えてきています。


医学の道に進むこととはどういうことかを真剣に考えさせようとするカリキュラムやイベントにはよい取り組みをしているなと思ったものです。
よくある単に合格すればよいという、合格者数にこだわる取り組みとは異なっていました。
成績がいいから、医学部へ行けといった安易な進路指導をしていないところがよいところです。

 

もうひとつ特に気になった高校は、都立調布北高校です。
一昨年が1.71倍
昨年が1.32倍
今回が1.17倍
低倍率化が進んでいます。


この周辺地区では偏差値では上位校に位置しているので、来週の願書再提出でかなりの人数変動がでると思います。
バス通学が必要なので、今どきの中学生には敬遠される要因はありますが、理由は別のところにあると思います。

 

倍率があがる、さがる、倍率が上位を維持している、それぞれ原因となる理由や事実があります。
何度も訪問し、真剣に志望校を見よう、感じ取ろうとしていれば、倍率の裏にある理由や事実に気づくと思います。気づいていなければ、自分の直感を大事にして、安易に倍率に踊らされて志望校を変更するのはよくないでしょう。

 

倍率が高いからいい高校、低いから・・・という訳ではありませんので、こういう時にこそ、直接見に行き、校長先生をはじめとする先生方の言葉や生徒の様子を見てきているプロのアドバイスが生きてくるのだと思います。

こういう分析もAIを使うと精度が高まると思います。
本物のデータや感覚をどう集めるかがこれからは大事かなと思います。

 

一方、東京の隣の神奈川では突如、今の時期に年収590万円未満の世帯を対象に私立高無償化なる神奈川県の予算案が登場しました。
下記は神奈川新聞の記事です

 

東京に続いて、神奈川が私立高校無償化に動いたわけですが、これはこれとして、他にもっとやるべきことが教育の世界では多いのですが、本当にやるべきことは周回遅れで進んでいるように思います。だから、民間の出番があります。
本人と家族が今の状況でどうするのがよいのか
・・・という仕事にしばらくは終わりがなさそうです。