ココニコのキモチ

心(ココロ)+笑顔(ニコニコ)=ココニコ

いろどり工房ココニコ管理人(ボランティア)のキモチブログです。日常生活と本職(教育分野)の気づきのお話をしています。

アイロンが壊れた!

然、アイロンが壊れてから約1ヶ月が経ちました。
コンセントにさしても電源が入らないことが頻発していたのですが、ついにお倒れになり、全然熱くならなくなったのが約1ヶ月前のことでした。
今回は、壊れてアイロンを買い換えて1ヶ月の様子をご紹介します。

f:id:kokoniko:20170806191543p:plain

実は数ヶ月前から、我が奥様からなかなかあたたまらないことがあるので、そろそろ買い換え時かもしれないと言われていました。面倒くさくてほっておいたのですが、ある晩、アイロンを使おうとしたら、電源が入らない!
一大事です。
我が家ではアイロンは交代で担当しますが、最初に完全にお倒れになったのに気づいたのは私。
ものすごく、あわてました。
こういう時に限って、どうしてもアイロンが必要になったりするものです。

我が家はワイシャツは洗濯機で洗い、クリーニングには出しません。
だから、アイロンはかなり頻繁に使います。
頻繁に使うので、買った後で後悔したくありません。
こんな訳で、実物を見て決めるべき商品だと思い、翌日、さっそく仕事の帰りに量販店に行きました。

展示されていた商品を手に取りながら、一通り品定めをし終わったぐらいの頃に、うわ〜、寄ってきました。
店員さんです。

f:id:kokoniko:20170806191428p:plain
自分で選びますからと言ったのですが、おかまいなしに話を始めました。
買って下さいオーラが全開になっている男性の店員さんです。
笑顔が作られた笑顔でした。

私は話しかけられると、思考回路がストップする傾向があります
考えているようで、考えられなくなります
いろいろ言われるとハイハイと言いながら、違うことをはじめる傾向があります
たぶん仕事でもそう思われていると思います。
店員さんはずっと話し続けています。
だんだんイライラしてきました。
でも、商品選びのアドバイスの話ではなく、買ってくれ!のプレッシャー攻撃をしてくる店員さんでした。30代ぐらいの方でしょうか。

さらに困ったのは、やたらと特定のコードレスアイロンをすすめてくることです。
コードありのアイロンを選ぶと後悔するというような雰囲気で話をしてきます。

一番多い量のアイロンは私のワイシャツなので、私がアイロンをしないといけないことではあるのですが、こまめに奥様がアイロンをかけてくださいます。でも、仕事で一週間大忙しという時は、土日にまとめて私がアイロンを担当するということがあります。一度にアイロンをすると結構長時間になります。こういう時にコードレスは不便だと思うのです。
連続して長時間使うので、コードレスではないものを探していると言ったのですが、店員さんはピタッと寄り添ったままコードレスを買わないなんて信じられないという雰囲気をかもし出しています。
充電するのに時間がかかるし、充電が切れたら、また温度が高くなるまで時間がかかり不便だと言ったのですが、かなり進歩しているから大丈夫だと、何としてもコードレスを大絶賛してきます。
何がどう進歩したのか、聞いても教えてくれませんでした。

きっとコードレスのほうが利益が高いのでしょう

この時点で買うものは決まっていたのですが、買うのを中止しました。
残念だったのは、買わないとわかった後の彼の行動でした。
ありがとうございました、家で相談してから買いに来ますと言って去ろうとしたのですが、無言でした。残念なキモチでした。

f:id:kokoniko:20170806191614p:plain

その晩、量販店でこれはいいなと思っていたアイロンをアマゾン君で確認したところ、結果的にお店よりも安く手に入りました
買ったのは、これです。

パナソニック コード付きスチームアイロン ブルー NI-S55-A 

パナソニック コード付きスチームアイロン   ブルー NI-S55-A

パナソニック コード付きスチームアイロン ブルー NI-S55-A

 

 私の選択の観点は、

・コード付き
・スチーム力
・値段は数千円程度
・重すぎない
・軽すぎない
・シンプルなデザイン
・できるだけ置きやすい
・メーカー力

重さは壊れたアイロンがちょうどいい感じでしたので、これのグラム数を確認して比較をしました。店頭でグラム数を確認して、持ち上げた時の感触を何度も試して、絞り込みをしました。

本当は「すべりやすさ」も大事だったのですが、こればっかりは、実際に電源を入れてアイロンをかけてみないといけないので、裏側のつぶつぶの穴を見ながら、勘でこれなら大丈夫だろうと判断してみました。
重すぎない、軽すぎないというのは結構重要で、軽すぎると楽ですが、結局、シワを伸ばしにくくなるので、よくありません。
数学と理科を総動員すると、スチームは量が多くて、粒子が細かいほうがよいに決まっているのですが、粒子の細かさはパンフレットを見ても感覚的なことしか書いていないので、これも勘です。底面はチタンコートなので、すべりやすさもよいだろうと予測しました。

アマゾン君で翌日の晩には届きました。
さっそく試してみると、水を入れた時にちょうどよい重みにもなってなかなかです。

もう一歩という部分もありました。
温度調整をしたり、電源を入れるのが、丸いダイヤル式だったこと。
ちょっと固い感じがしますが、慣れれば気にならなくなりました。
安心して買える日本のメーカーがどんどん少なくなってきましたが、パナソニック製というのも当面は大丈夫だろうと思って購入しました。

実は、店頭で確認した時に一番気に入ったのが、コードの付け根部分です。何と表現していいのかわからないのですが、付け根がくるくるとまわる形の可動式になっているので、コードが邪魔になるという感覚があまりありません

2,000円ちょっとで購入もでき、コストパフォーマンス抜群でした。
電源を入れるとすぐに熱くなるので、満足です。

なお、後日、アイロンについて知人の週刊誌の編集者と何気なく雑談をしていた時に教えて頂いたのが、「コードレスアイロンは充電式ではない」という事実。
これにはものすごくびっくりでした。
コードレスは充電ではなく「蓄熱」をするのでした。
スタンドにアイロン本体を置いて蓄熱し、その余熱でアイロンがけするのが記本的な構造だということです。
充電式だと、何回も充電したら寿命も短いでしょうと言われ、そりゃそうだと納得しました。

次に買う時はコードレスがいいと講義?も受けたのですが、まとめてアイロンがけする時は時々、熱をためないといけないので、無駄が多いと思うのです。
何度もしばし待てタイムがあるとイライラするとも思うのです。
スタンドを置いた決まった場所に戻すというのも性格的に向いていません。

編集者の方は、なるほど性格の不一致というのは納得、そういう性格だよねと言われ、ん?、どんな性格だと思っているのだろうと複雑なキモチ。

結論です。
お買い物の一番大事なポイントは、買ったものは、とことんよい評価をし、愛することです。
子供と一緒ですね。
褒めれば褒めるほど、活躍するようになるものです。
アイロンもいいモノ買ったなと、思い込み、信じることが、一番よいのです。
いいモノだと信じているから、キモチも穏やかで、実際、大活躍するものです
もちろん事前に十分な吟味は必要です。
衝動買いは後悔することが多いのです。
よく調査し、実物を見て触り、一晩寝かして、決めたらとことん愛す
これが一番です。