モノがあふれているので整理整頓を進めているところですが、あちこちに隠していた本や雑誌を引っ張り出してきて処分するものを選んでいると、作業スペースに積み上げることとなり、微々として進んでいないかのような状況です。
油断すると新規のものが増えたりということで、見た目は変化がないというか、悪化している感じ。
我ながら困ったものです。
さて、増えても減らせるように工夫はしているのですが、その工夫のひとつがこれです。
私は週刊東洋経済とか週刊ダイヤモンドでこれを利用することが多いのですが、このシールが貼られている「空飛ぶ本棚」対象商品を買うと、クーポンコードが記載された小さな紙を一緒にもらうことができます。
「空飛ぶ本棚」というアプリをスマホやタブレットに入れて、クーポンコードを入力するとスマホやタブレットで電子版を読むことができます。
1冊雑誌を買うと、デジタル版を無料で進呈しましょうというお得な仕組みです。
空飛ぶ本棚
http://www.sky.co.jp
この「空飛ぶ本棚」のシール付き雑誌は文教堂という書店で購入することができます。
このサービスがスタートしてから3年ほどたちます。
最初は10誌程度でスタートしていたましたが、今は100誌を突破しているそうです。
書店の集客力のひとつは雑誌です。定期的にやってくるお客がいないと書籍の売り上げも減少傾向となります。
文教堂に来てもらおうということではじめたサービスだそうです。
今では文教堂の呼びかけで、丸善、ジュンク堂などをはじめ、けっこう大手の書店チェーンが順次、導入店を増やしてきているようです。但し、こんなサービスがなくてもお客がひっきりなしに来る規模とか場所の書店では導入されていないようです。
流通団体とかではなく、末端の書店が発想して、出版社を説得してということで始まったそうですが、お客様の動向や反応を観察していて、定期的に来るお客様の集客は雑誌にあり、購買層の特徴からデジタル化が効果ありということで、開始したのだろうと想像がつきます。
どのような企業、職種でもお客様との接点を大事にして、その肌感覚を経営戦略に吸い上げることが出来ていると効果がでるものです。顧客第一と言っていながら、そうなっていないところが山ほどあるので、ぜひ「空飛ぶ本棚」はもう一歩先へ進めて書店を活性化させてほしいものです。
雑誌の本体を捨てても、スマホやタブレットに同じ内容が残るのは本当に便利です。
月額の料金を払ってデジタル版の雑誌が読み放題というサービスはいろいろ出てきていますが、紙の現物を買うとデジタル版がついてきてずっといつでも読むことができるのはとても便利です。